令和6年8月のフラット35の金利は、前月より0.01%の上昇となりました。
融資比率9割以下 15-20年 1.46% (<-1.45%)
21年以上 1.85% (<-1.84%)
融資比率9割超 15-20年 1.57% (<-1.56%)
21年以上 1.96% (<-1.95%)
先月末の日銀の金融政策決定会合で、政策金利を0.25%程度に引き上げることが決定されました。これを受けて、各銀行とも金利を引き上げる方向で動き始めました。ですが、日銀の利上げに、米国経済の減速予測、日米の金利差縮小見込みの円高などの動きが加わり、日本の株式市場では史上最大の下げ幅を記録するなど大暴落となったことで、年内この先の日銀の追加利上げが不透明になってきた印象もあります。
来月以降、住宅ローンについても、変動金利の多くが上昇に転じると思われますが、急激な上昇にはならず、少なくとも年内は慎重な動きとなるか、しばらくは現在の低い金利水準を保つ金融機関もあるものと予想します。
今回の株価の暴落は、明確な原因が特定されているわけではなく、いくつかの要因が重なった結果ではありますが、それだけに下げすぎた分を回復した後でも、すんなり安定した市場に戻れるかどうか、もうしばらくは不透明で不安な状況が続くかもしれません。