令和5年11月のフラット35の金利は、前月と同じく0.08%の上昇となりました。
融資比率9割以下 15-20年 1.48% (<-1.40%)
21年以上 1.96% (<-1.88%)
融資比率9割超 15-20年 1.62% (<-1.54%)
21年以上 2.10% (<-2.02%)
先月末の日銀政策決定会合で、金利上昇を容認する方向性が、多少曖昧さを残しつつも打ち出されたこともあり、長期金利はもう一段上昇する動きを示しそうです。
民間の住宅ローンでも、変動金利はほぼ同じ水準のままだったものの、固定金利については、いずれの銀行も金利を引き上げに動いています。
一方米国では金利据え置きとなり、ピークアウトしたとの見方も出ていますが、景気が減速しすぎることがないよう、金利動向の判断は慎重に行われるはずです。国内は、有効な景気対策は期待できず、あまり景況感が好転する要素が少ないことに不安を感じてしまう状況です。