令和5年10月のフラット35の金利は、前月から0.08%の上昇となり、9割超の21年以上は2%台となりました。
融資比率9割以下 15-20年 1.40% (<-1.32%)
21年以上 1.88% (<-1.80%)
融資比率9割超 15-20年 1.54% (<-1.46%)
21年以上 2.02% (<-1.94%)
民間の住宅ローンでは、変動金利はほぼ動きはなかったのですが、固定金利については、10年固定を中心に、多くの銀行が金利を引き上げました。
少し市場も先行きが不透明感が出てきました。物価上昇率は欧米に比べて数字上では低いものの、賃上げにつながらない日本においては生活が苦しくなったと感じる家庭が多く、不満が溜まってきている怖さがあります。年末に向けて日銀が政策変更に動けるかわかりませんが、日本の景気を上手く回していけるよう、実効性のある政策を期待したいところです。