令和5年5月のフラット35の金利は、前月より0.07%の上昇となりました。
融資比率9割以下 15-20年 1.40% (<-1.33%)
21年以上 1.83% (<-1.76%)
融資比率9割超 15-20年 1.54% (<-1.47%)
21年以上 1.97% (<-1.90%)
民間の住宅ローンで、先月中に変動金利を引き下げた銀行があり、低い金利の競争が一段と進んだ印象です。借換えですが、ついに0.2%を下回る水準が出てきたことには驚きました。10年固定金利では対応はまちまちで、上がった銀行と下がった銀行が混在しています。
米国の金利上昇ペースは低下するかもしれませんが、インフレ傾向は続いており、完全に金利上昇が止まるわけではなさそうです。日銀の総裁が変わっても、当面政策変更は変わりないとの方針が確認されましたので、金利差の拡大に再度注目が集まる可能性が出てきたように思えます。