令和5年4月のフラット35の金利は、前月より0.2%以上の大幅な引き下げとなりました。
融資比率9割以下 15-20年 1.33% (<-1.80%)
21年以上 1.76% (<-1.96%)
融資比率9割超 15-20年 1.47% (<-2.06%)
21年以上 1.90% (<-2.22%)
民間の住宅ローンでは、変動金利は変更なしか、一部金融機関で下げたところがありました。固定金利については、引き下げに動いた金融機関が多くなりました。
先月の米国の金融機関の破綻を受け、金融システムの不安が連想されるなど、一方的なインフレ対策と金利上昇傾向にストップがかかりました。今後の見通しとして、不透明さは残るものの、金利の上昇ペースは減速すると見られ、住宅ローンについても固定金利を中心に引き下げる動きが顕著となりました。