令和4年11月のフラット35の金利は、前月より0.06%上がりました。
融資比率9割以下 15-20年 1.38% (<-1.32%)
21年以上 1.54% (<-1.48%)
融資比率9割超 15-20年 1.64% (<-1.58%)
21年以上 1.80% (<-1.74%)
国内の債券市場でも金利上昇圧力がかかりつつあります。フラット35は先月はの制度変更もあって金利上昇幅が低く押さえられていたためか、今月は0.06%の上昇となりました。それでも市場金利の上昇幅と比べると、まだ低い上げ幅に抑制されていると考えられます。
民間の銀行の住宅ローンは、固定金利については引き上げたところが多く、変動金利はあまり大きな動きが見られませんでした。
海外では、米国などでは金利上昇ペースが緩むとの期待もありましたが、月初のFOMCの発表では、まだしばらく引き締めが続きそうな状況になりました。米国の中間選挙は与党が予想されたほどには負けなかったことで、思ったよりも動揺が少なく済むのではないかと見られています。一方で国内は、相変わらず不安定な政治運営が続いているのが悩ましいところです。