令和4年7月のフラット35の金利は、前月からいずれも0.02%の上昇となりました。
融資比率9割以下 15-20年 1.38% (<-1.36%)
21年以上 1.51% (<-1.49%)
融資比率9割超 15-20年 1.64% (<-1.62%)
21年以上 1.77% (<-1.75%)
フラット35の金利は今月も上昇しました。
固定金利の指標となる10年物国債の金利は、日銀の指値オペが継続していることもあり、概ね横ばいで推移していますが、民間の住宅ローンについては、固定金利を引き上げたところが多く見られました。多くの銀行が金利を据え置いた変動金利と固定金利の差は拡大しているようです。
今年は21世紀とは思えないような事件が発生しています。後の歴史から見れば、様々な変化の要因が見つけられるのかもしれませんが、同じ時間に身を置くものとしては、なかなか俯瞰的な見方はできません。あまり明るい予測ができない時代ですが、考えられることはできるだけ考えて行動できるよう、判断する力は持ち続けられるよう心掛けたいと思っています。