令和4年3月のフラット35の金利は、いずれも前月から0.08%の上昇となりました。
融資比率9割以下 15-20年 1.31% (<-1.23%)
21年以上 1.43% (<-1.35%)
融資比率9割超 15-20年 1.57% (<-1.49%)
21年以上 1.69% (<-1.61%)
民間の住宅ローン金利は、変動金利はほとんど上昇がなかった一方、10年固定、全期間固定については、今月も多くの銀行で金利上昇となりました。
米国の利上げが急速に進みつつあった中、先月のウクライナでの戦争が発生したことで、長期金利の上昇に少し歯止めがかかりました。戦争がどのように経過するかは全く予測ができませんが、米国金利はその上昇速度を弱めるものと推察しています。
日本国内では。金融政策の変更は示されず、金利の上昇はあまり見られませんが、来月にかけて物価の上昇圧力が強まっており、景気動向がさらに不透明感を増しています。いずれにせよ、紛争が早期に集結することを期待しています。