令和2年3月のフラット35の金利は、長期金利の低下を反映し、いずれも0.04%の低下となりました。
融資比率9割以下 15-20年 1.19% (<-1.23%)
21年以上 1.24% (<-1.28%)
融資比率9割超 15-20年 1.45% (<-1.49%)
21年以上 1.50% (<-1.54%)
一方、銀行の住宅ローン金利のうち、変動金利はあまり動きが見られませんでしたが、10年固定などは引き下げの動きが見られました。2月下旬から長期金利の低下が進んでおり、フラット35も来月はさらに下がると予想されます。
市況については、先月とは様相が一変しています。株価は乱高下を繰り返しながらリーマン危機以上のペースで下がっています。金融市場だけの問題ではなく、移動の制限など実体経済に与える影響が読み切れず、収束の見込みが立たない状況です。
金利が低下しても、様々な不安要因が多すぎて前向きにとらえることはできませんが、少しでも前向きに考えられるような意識を持つよう心掛けています。