令和元年11月のフラット35の金利は、全般に0.06%の上昇となりました。4か月連続で過去最低金利更新が続いていましたが、上昇に転じたことになります。
融資比率9割以下 15-20年 1.12% (<-1.06%)
21年以上 1.17% (<-1.11%)
融資比率9割超 15-20年 1.38% (<-1.32%)
21年以上 1.43% (<-1.37%)
銀行の住宅ローン金利では、変動金利は最低水準のまま変動が見られませんでしたが、中、長期の固定金利については、引き下げられたものの一部ありましたが、金利を上げたところも目につくようになりました。
市場が懸念していた米中の情勢が解決に向かいそうな気配で緊張が緩んだことで、長期金利も少し上昇したかもしれません。米国内の政情に火種が生じつつあり、国内も消費税増税の影響がこれから明らかになってきたところで、年末に向けて金利の動きを注視していきたいと考えています。