平成30年9月のフラット35の金利は、15-20年、21年のいずれも若干上昇しました。
融資比率9割以下 15-20年 1.31% (<-1.29%)
21年以上 1.39% (<-1.34%)
融資比率9割超 15-20年 1.75% (<-1.73%)
21年以上 1.83% (<-1.78%)
先月は、7月末の日銀の政策変更の影響が出ていなかったのですが、今月は3か月振りの金利上昇となりました。
民間の住宅ローン全般を見ても、今月は固定金利を中心に金利を上げた銀行が多かった印象です。これまで下がり続けていた反動もあるのかもしれません。
ただ、政策変更の直後は大きく上昇した国債金利も、その後は少し落ち着きを取り戻しました。急激な金利上昇に日銀が対策をとりことが確認されたためと考えられ、しばらくは大きな上昇はなく、推移すると考えられるようになりました。
海外の情勢を見ても、一部新興国のインフレ悪化や米国の貿易摩擦問題は依然として燻っていますが、全世界に急速に悪影響が広まるような事態にはならないと受け止められているようです。