平成28年6月のフラット35の最低金利は、若干ですが8か月ぶりに上昇しました。
融資比率9割以下 15-20年 0.99% (<-0.96%)
21年以上 1.10% (<-1.08%)
融資比率9割超 15-20年 1.43% (<-1.40%)
21年以上 1.54% (<-1.52%)
長期金利の低下傾向が止まりつつあることから、先月よりも若干上昇となりました。一方で民間の銀行では、現状維持もしくは一部商品で金利の引き下げが見られました。ここ数か月の金利の動きも踏まえ、狭い範囲での調整に各行とも難渋している様子がうかがえます。
消費税増税は先送りとなりましたが、今の経済情勢が厳しい状況にあると判断されたことが前提であり、単純に歓迎できるものとは言い切れません。今月は、海外で米国の利上げ、英国のEU脱退に関する国民投票など大きな影響を及ぼしかねないイベントが控えており、注意が必要です。