平成28年3月のフラット35の最低金利は、日銀のマイナス金利政策導入、長期金利低下の流れを受けて、予想通り最低金利を更新しました。返済期間15-20年はのものは0.19%、返済期間21年以上のものは0.23%の低下となっています。
融資比率9割以下 15-20年 1.02% (<-1.21%)
21年以上 1.25% (<-1.48%)
融資比率9割超 15-20年 1.46% (<-1.65%)
21年以上 1.69% (<-1.92%)
日銀のマイナス金利政策が2月16日から導入されました。影響は少しずつ出始めており、預金金利の低下と銀行の住宅ローン金利の低下はニュースでも取り上げられています。住宅ローン金利の低下は、住宅、不動産関連事業者には、プラスの効果が期待されています。
ですが、銀行、生命保険会社等、経営にマイナスの影響が懸念される業界もあり、マイナス金利の状態が長期化する場合、日本経済全体としてはどのような影響が生じてくるのか、不安要因も小さくないと考えています。