□フラット35の金利
1月のフラット35の最低金利は、以下の通りです。昨年12月の水準から、0.09%の大幅な低下となりました。
融資比率9割以下 15-20年 1.20% (<-1.29%)
21年以上 1.47% (<-1.56%)
融資比率9割超 15-20年 1.64% (<-1.73%)
21年以上 1.91% (<-2.00%)
原油安の進行などにより、年末にかけてやや市場の不安定化がみられますが、長期金利については依然として低下傾向にあり、各銀行ともローンの金利はさらに下がってきています。
昨年末に閣議決定され、発表された緊急経済対策の中でも、住宅市場活性化策としてフラット35Sの金利引下げ幅の拡大、省エネ住宅に関するポイント制度の実施等が盛り込まれており、景気刺激策の面からも住宅取得に関し、いっそうの支援が見込まれる環境にあるようです。フラット35の金利が今回特に大幅に低下したのは、これらの政策的な面からの影響もあるかもしれません。